ガイリッチーやったね。
めちゃくちゃおもしろかった。見終わって奥歯が痛かったほど力が入っていた。
序盤のアメリカ兵が撃たれていくシーンで、悲しい音楽だった。ちょっと際立つなと思っていたら、全体的に劇伴がエモーショナルすぎる。過剰なくらいがエンタメとしても楽しめるのだけど、ずっと劇伴がトゥーマッチだった。
爆発で鼓膜がおかしくなったような感じも嫌いじゃない。
それにしてもよく引きずって歩いたな。忘れていたその数日間をアメリカに戻って思い出すシーンもよかった。
タイトルの「コヴェナント」は、「約束」「合意」の意味があるが、キンリーとアーメッドの約束だけじゃなく、パーカーとの「合意」もあるだろう。
それにしてもパーカーが遅くすぎるよ。最悪の結果を考えながら見ていた。キンリーも余計なことをしたなと。
アフガニスタンの現地通訳を雇い、アメリカ移住とビザを約束していたことなんて知らなかった。そしてそれはそんなに簡単に約束を果たされなかったこと。
その熱いストーリーに感動というより、緊張感がずっとたまらんかった。
ときおり主演のジェイクギレンホールの顔が、阿部寛のモノマネしているラパルフェ都留に見えたのは残念。