takanoひねもすのたり

Spine(原題)のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

Spine(原題)(1986年製作の映画)
2.0
Coochie Cool

Spine→背骨「ママの背中や足をさするのが好きだった」と思い出語りを始めるピンクのシャツにサングラス、濃いヒゲ長身マザコン男が殺人を行う80年代低予算スラッシャー

冒頭の殺人シーンが再会となった再鑑賞……きっかけが無かったら永遠に忘れてた😅

"リンダ"と"看護師"に固執する殺人を繰り返す殺人鬼ローレンス、病院で2人殺った後、リーラとキャシーがいる家へ侵入し彼女らを縛って凶行に及ぶ、というだけの内容

ローレンスは「病気のママの看護師リンダが好きだったけど言い寄ったら拒絶されて目にハサミされた、それにママが事故って背骨を折った」の過去を「全部看護婦(リンダ)が憎い」に拗らせた思考の病んだ男
(回想シーンはなく彼や刑事の台詞での説明、このディテールが合ってるかどうかは不明、英語自信なし、ママは2年前に癌で死んだとも言ってたし、繋がりがよく分からん)

逆えびぞり縛り(ホッグタイ)が犠牲者に使われるのが特色で、ナースに緊縛はまずまずとして、ホットパンツに緊縛は……心が一切の無になったとだけ(個人による)

80年代のエログロホラーだけど内容はまっすぐスカホラー
肝心な所は全てアウトスクリーン、ダイレクトな残酷シーン無し、暗転及び編集の粗さ、画面の登場人物が会話してるだけで特に動きが無い退屈な絵、エロは何ていうか……今の10代はもっとエゲツねぇもん観てるだろうことを思うと、これに期待を膨らました当時のクラスタに思いを馳せてしまって諸行無常ノスタルジー

あと刑事レオの被るキャップが毎回変わるけど何なんだお前はw

記憶に残ってた殺人シーンと、何かの映画みたいなシンセのスコアでちょっとだけ加点



この手のをスカベンジャーハント的に精を出してた時期の遺物の発掘でしたなあ……記憶に埋もれていただけのことはあったわ😅