2024年No.60
めっちゃいい映画。人生で観た恋愛映画でかなり上位にくるかも。
106分でみやすいし。
12歳で別れ24歳でSNSで連絡を取り合い36歳で再会した2人の物語。
自分語りになって申し訳ないけど僕は恋愛にコンプレックスを抱いてるから恋愛映画をあまり観ない。邦画の恋愛映画は主役が美男美女すぎるし。特に20代の美男美女の恋愛映画なんか1番苦手。
坂本裕二作品好きなのに『花束みたいな恋をした』も観てないくらい。
でもこの映画はすんなり観れた。
12歳、24歳、36歳と話が飛び自分と重ねにくいからかもしれない。
あと主役の2人が、もちろん綺麗で端正な顔立ちなんだけど綺麗すぎない。別におしゃれでもないしなんならヘソン少し腹出てる。
だからめっちゃ観やすかった。
2人が再会したシーンに12歳の頃のデートのシーンが、そしてラストのシーンで12歳の別れのシーンが一瞬差し込まれる演出めっちゃ好きやった。
一瞬映るカナダへ引っ越した後のノラの学校生活、あんまり馴染めなかったのかな。人種のこととかで苦労したのかな。
良いのか悪いのかアカデミー賞でのあの俳優の一件以来ちょっと敏感になっちゃってるな。
バーで3人で過ごすシーン、冒頭のシーンはここのことだったのね。
側から見たらこの3人の関係性なんて想像もできねえよなあ。
アーサーすごいよ。よく我慢したよ。大人だよ。めっちゃいいやつだよ。
バーで2人で韓国語で話されて自分は入れないあの状況、まんまアーサーが言ってたノラの夢の世界やん。ノラが夢で話す寝言の韓国語を理解するために韓国語勉強しはじめたら、まさか現実でノラの夢を目の当たりして本当に居た堪れなかったろうな。
アーサーがんばったよ。
最後別れてくれてよかった。前世では一緒だったかもね。でも今世は違うもんね。