フィンチャーの最新作楽しみにしててオープニングかっこよ！！！とテンション上がってたけど全体的に不思議テンションで何この気分？という感覚で見終わった。
フィンチャー作品に出てくるキャラって自分の中の厨二をくすぐられがちなんだけど、観客のそれを見越した上で「かっこよすぎないキャラ作ってみましたヨォ」ということなのかな？？？
とにかく毎度の構図の美しさは堪能しました。お気に入りはパリの螺旋階段を慌てて下る時に出てくる丸い窓、そしてドミニカのモダンで素敵な自邸で不穏になびく贅沢なカーテン。
あとティルダ様周辺はレストランの立地、ウイスキーをオーダーするくだりやハーゲンダッツなど何から何まで全てが細い平均台をパーフェクトに渡りきる感じで最高、ていうかティルダ様があそこで登場したからこの映画成り立ってるのでは？
個人的にはパリでのヨガのシークエンスがあまり繋がってなくて、彼の性格的にあれで気持ち悪くないのかな？というのが気になったのと、あと“Dominican republican”と言うんですね！という発見があった(あそこのクソデカピットブル男と殴り合うシーンでかかってる音が気持ち悪くて面白いんだけどトレント•レズナー案件かな)
暗殺者、日本ではまじでゴミ箱全然ないから成り立たないよね
