サトミン

風の谷のナウシカのサトミンのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.3
映画館で観たくて、すべりこみで観賞。
そして、なんと、世間から遅れに遅れてのナウシカ初観賞。
封切り日は、27年前の1984年3月11日(東日本大震災の月命日と同じだったんだ)。
今から36年も前の映画だったのですね。
巨神兵は、原発であり、核爆弾であり。。
これを観て育った大人たち。
どうして、原発推進を止めず、土壌汚染したあと、多額の費用を投入し、除染作業やコンクリート作業、そこに住む動物たちの殺処分を進めたのだろう。
自然が浄化してくれるのに。
それを待てない地域人間のエゴと、それを目先の金もうけに使う土木ビジネスと官僚。
相も変わらず、浅はかなのは、良い映画も、観っぱなしで、きちんと、語り合うことをしなかったからかな。
人間として、地球に対して、ここまでしてはいいことと、これ以上はしてはいけないこと。
ちゃんと、宮崎駿さんは、注意喚起していたのにね。
あの有名な王蟲(漢字変換したら出てきた笑)を大スクリーンいっぱいで受け止めながら考える。
これからでも遅くはない。
今いる虫たちは、人間以下の生き物ではない。
人間はあくまで謙虚に、地球上で同居する生き物と共生していく思考を持つべきです。
サトミン

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