あーさん

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのあーさんのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
-
暑かったり寒かったり、季節の変わり目で安定しないお天気に少々疲れ気味。。先週末の大雨の日は、久しぶりに気象病を発症して頭痛が止まず💦

こんな時は、、やっぱり岸辺露伴、いや高橋一生に何とかしてもらおう!

高橋一生主演"岸辺露伴は動かない"の実写ドラマでハマって、年に一回冬の風物詩の放送を楽しみにしていた♪ まさかの映画化の話を聞いてから気にはなっていたけれど、劇場に行くほどかな〜と正直二の足を踏んでいたのだが、、

良かった〜♪

ドラマファン、高橋一生ファンは必見!世界観はそのまま、タイトル通りフランスはルーヴルへ飛んじゃうよ〜✈️
みんな大好き露伴先生付きの編集者 泉京香嬢(飯豊まりえ)も大活躍、もうこの人は今シリーズには欠かせないキャラ!可愛いし、オシャレ♪朝ドラのちむどんどんでは一人冷静で落ち着いた演技が評価されていたのが記憶に新しいけれど(あ、これドラマレビューに書いたかな?)、あの大人な役からのこちら!振り幅が大きいな〜

岸辺露伴が初めての人にも彼の能力'スタンド'の説明から入ってくれる親切設計なので、わかりやすい。
そして、いきなり始まった"この世で一番黒い絵"を巡るミステリーに、いつものようにハラハラドキドキさせられる…。(今回、岸辺露伴が漫画家という所がミソ!)

若かりし頃の露伴役の長尾謙杜(なにわ男子)と彼が密かに慕う黒髪の女性役の木村文乃は、ちょっとイメージが違う気がしたけれど(木村文乃は黒髪が綺麗だけど肌の色が健康的過ぎて…吉高由里子辺りが良かったような?)、まぁでもそこまで違和感はなかったかな。
更に遡って、過去のパートは意外性に富んでいたし、ルーヴルのパートもキャストの美波(キュレーター役の彼女はフランス人の父を持ち、現在日本とパリを行き来しているそう)や安藤政信はいかにもいそうな感じ。
さもありなんの人が謎にまつわる出来事に絡んでいるのだが、美術業界の闇を感じる。。これはあくまでもフィクションだけれど、深掘りすれば似たような案件はたくさん出てきそう⁉︎

そんな感じで、ルーヴルに行ったことがなく絵画好きな私も、ルーヴル美術館の中を探検しているような気分が味わえたし、一時でも鬱々とした気候を忘れて、物語に没入できた♪

そして、いつもは用心の為鑑賞中付けるのだけれど、スタッフの方も外していたのでその日は思い切ってマスクを外してみた!楽チン〜!
だんだん、ほぼ通常の生活に戻りつつあることが嬉しい😆

エンドロールで菊池成孔のいつもの曲がかかると、安心する。これこれ〜♪ そして、あの体操〜

見終わってから、楽しかったけれど胸の奥が少し痛むような、、そんな切ない気持ちにもさせられた。。キューン…

やっぱり高橋一生の露伴先生、いいな。

重くなく、軽くなく、、丁度良かった!
あーさん

あーさん