磨

PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイの磨のレビュー・感想・評価

3.5
舞台は1930年代、日本統治下の朝鮮・京城府(現・ソウル特別市)。その朝鮮総督府内に潜り込んだ抗日組織のスパイ“ユリョン”を巡る攻防を描くサスペンスアクション。

日帝時代。日本が韓国を併合してから20余年経った頃の物語なので冒頭から日本語が飛び交う。一応字幕は付いているが、おそらく日本人なら理解できるくらいと思う。
せめて日本人役くらいはもう少し‥という感じだが、内容的に日本での公開をそこまで想定されてないのでこれで充分かな。日本人の話す英語だって言語として使う方々が聞いたらこんな感じなんじゃない?と勝手に納得した。

物語を大きく分けると、前半はサスペンス‥後半はアクションといった感じ。正直にいうと、前半はちょっと眠くなる(笑)が、後半は特殊能力モノかと思うほどの超絶ガンアクションを披露。
詰まるところ、二人の美女によるこのアクション・シーンだけでも作品の価値がある、と思う(笑)


当たり前だけど、日本国は“悪”なのでその辺はご留意ください。
磨