ゴジラ×コング 新たなる帝国
〜バカ×バカ=大傑作〜
⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
ゴジラxコング
「一線を越える」
、、一線って何?
もしかして性的な意味か?攻めがゴジラで受けがコングってことですか?それとも作品IQがあるラインを下回るってことですか?とにかく、なんて中身のないキャッチなんだ。それが一周回って中身の無い中身を表してて秀逸(笑)
さて、モンスターバース第五作は、その予告編の不安が絶大なものでした。
「え、敵怪獣はまた猿なの?」
「何この赤い猿、弱そう、、」
「何この小さい猿、キモい、、」
「また地下世界か、つまらなさそう」
「人間パートはどうせつまらない」
ゴジラとコングが知性を置き去りにして並爆走する絵面には期待が膨らむものの、キングギドラもいない、夢のVS要素もない、ないない尽くしで盛り上がりそうな要素が見当たりません。
しかし、安心してください。モンスターバース作品の良さをスパークさせたような大傑作になっていました👍世界中で大ヒットしているのがその証拠。批評家が毎度のように意味のわからないことを言って批判するまでが1セット。
🎬人間パートが面白い
これが予想外すぎて評価が爆上がりです。ゴジラもキングオブモンスターズもゴジラvsコングも、人間パートが山盛りのクソでしたからね。人間たちが面白かったのは、アドベンチャー要素満載の「キングコング髑髏島の巨神」だけです。
本作は地下世界を冒険する部分が、まるで髑髏島のようで、とても楽しかったです。
まあ人間パートといっても、ほぼコングパートのようなもので、人間の活躍は最小限です。しかしそこも潔くて好き👍だいたい怪獣が殴り合ってます。
人間パートは面白いけど、人間ドラマが面白いわけではないです。つーかドラマなど無いw
🎬演者コング
コングがもはや人間みたいなもので、豊かな表情でその感情を表現してくれて、かなり楽しかったです。ゴジラがこれをやると冷ややかな目線で見るしかないですが、そんなことはないので安心してください。
コングが哀愁たっぷりに地下世界を冒険するのがたまらん。行動がいちいち男前すぎて、完全に主人公でした。これは惚れる。
ゴジラvsコングの直後に「コングの息子」という企画が立ち上がったみたいですが、それがそのまま本作になったんじゃないでしょうか。ゴジラ登場をシークレットとするか、タイトルから大々的に宣伝するかの違いくらいしかなさそうです。
コングドラマとして最高品質😃
🎬vs新たなる帝国
今回の敵怪獣、二番煎じで弱そうな赤猿なので、確かにこれまでのスター怪獣たちと比べると魅力に乏しいです。何より弱そう。
しかしここも大丈夫。ちゃんと敵が強いのはもちろん、赤猿単体と戦うというより、あいつらの文化と衝突するので、十分に満足できましたし、とても新鮮です。拳で語り合う猿の惑星スケール1000倍バージョン😆
基本が猿の惑星なので、キングオブモンスターズのように、スター怪獣をガンガンみたい人にはちょっと残念かもですね。
🎬ゴジラはそえもの
今回の作品は、ゴジラとコングの2作目というより、髑髏島に続くコングの2作目というイメージです。完全にコングが主役で、ゴジラはおまけみたいなもんです。猿の惑星ですから。
そこの期待を間違えると失望するかもしれませんが、私はこれで正解だったと思います。それなりにゴジラも出てくるから満足です。
次はゴジラの新作を観たいでゴザル。
⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
※モンスターバースシリーズのネタバレも含みます