ぼっちザうぉっちゃー

ゴジラxコング 新たなる帝国のぼっちザうぉっちゃーのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1か月以上ぶりの劇場映画というだけで興奮し、そして思いのほか面白かったのでさらに興奮した。

まずベースが「髑髏島の巨神」の面白さで進行するのが良くて、怪獣珍獣とノリのいいキャラたちという盤石の布陣がただただ軽快で豪快で楽しかった。

そして前作までの流れとかはいまいち覚えてなかったんだけれど、そんなものは関係なくひたすら地球上を駆けずり回るゴジラの道場破りとコングの肉弾戦、最強種同士の「一方その頃」が地上と地下で交互に繰り広げられる展開にずっと乗せられた。

お馴染みの重力遊びもやはり最高のスペクタクルで、地下から地上に「落ちていく」奇妙な感覚が面白くって、さらにクライマックスでは双方の交差、そして両フィールドを戦場にたっぷりとドッカンバトルを堪能できたのが眼福。

また程よいヒューマンドラマと最低限の力添えなど、非力な人類としてちょうどいい出番をわきまえた人間サイドのたちまわりも良かった。

ポスト映像などでの匂わせはなかったけれど、こういうお祭りテイストでまた怪獣たちの衝突を是非とも観たい。