冴羽獠の役を鈴木亮平に任せたこと。これに尽きる、なりきりっぷりが凄まじい。
和製クリスチャンベイルといっても過言ではない？徹底した役作り、体づくり。そしてなぜか声までも似てしまうってどういうことなんだ。
変態仮面や俺物語の剛田猛男、虎狼の血の上林に続いて鈴木亮平の代表的なキャラクターになりえる出来だった。
ストーリーはちゃっちいけど80年代の漫画原作だし忠実に作ったらこうなるよね、仕方がない。
逆にガンアクションは想像以上の出来。これは漫画のキャラクターというのを最大限に活かしていた。普通ありえないでしょっていう超人的な戦闘演出が許される。人でごった返したクラブでその間隙を縫う銃撃を見せたり、銃弾でナットを緩めたり、床板を跳ね上げて縦にしたりと戦い方のバリエーションも豊富で飽きなかった。
いただけなかったのは香のキャラクターかなあ。あんなんだっけ...暴力ヒロインって時代錯誤だし実写でやるにはかなりきついキャラクターだなと実感。
あとエンディングのGET WILDのリテイク曲はちょっとな...絶対みんな原曲を求めてたはず。
