マダム・ウェブのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

マーベル74本目。
SSU4本目。
『バットマンビギンズ』のような肩透かし感があった。
「マーベル初の本格ミステリーサスペンス」と銘打たれていたけどミステリーでもサスペンスでもなかった。
今作で一番良かったのはベンおじさん周りの話だった。ベンの妹の息子がピーターパーカーということで、ベン役のアダムスコットは少しだけトムホランドに似た感じがすると思ったけど、今作で生まれてくる子供はトムホランドのピーターパーカーとは別人の設定らしい。
エンドロールで唐突に流れた"Dreams"は2003年が舞台の今作で使われる理由が分からなかったのと、ウォンカーウァイ『恋する惑星』のフェイウォン"夢中人"の使われ方に対して悪い印象しかないので嫌な感じがした。一応歌詞で今作の内容と関連付けられるらしい。曲自体はどちらも好き。
シドニースウィーニーが可愛かった。
予告無しでこれまでのSSUと同じように配信で観ていたら2.5点でもよかったくらい映画としては普通だったけど、さすがに予告詐欺、宣伝詐欺が酷かったので-0.5点。