スワヒリ亭こゆう

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

3.8
3DCGになったアニメ『クレヨンしんちゃん』
かなり楽しみにしてたんです。
『ドラえもん STAND BY ME』がヒットして3Dアニメに期待が持てるし、『クレヨンしんちゃん』の下手ウマの絵が3DCGというのはどうなるのか?楽しみしかなかったです。

実際観てみるとしんちゃんの可愛さが際立ってます!めちゃくちゃ可愛いですね。
映画を観てから知ったんですけど、先ず監督は大根仁監督なんですね。
この監督の映画は面白いですから、何だか得した気分です。
それと本作は臼井儀人先生の原作らしいです。
単行本に収録されているみたいです。
コレは映画を観てて原点回帰をした気がしたんです。3DCGにするのに『オトナ帝国』や『アッパレ!戦国大合戦』の様なオトナ向けの名作ではなくてもっと初期のバカバカしさと泣けるシーンもある。『クレヨンしんちゃん』らしいストーリーだと思いました。
それと映画版は野原一家メインとかすかべ防衛隊メインのパターンがありがちなんですけど、本作は野原一家メイン寄りだけど、しんちゃんが主役で際立っていて、いつもの野原一家メインとは少し違ってました。
いつものパターンよりも、しんちゃんが少し成長するストーリーにしてます。それも3DCGしんちゃんの可愛いさが際立ってます。
みさえとひろしの子を想うカッコいい親の姿も良いです。ひまわりも活躍しましたね。
あら⁇😳シロの出番が少なかった。珍しいですね。

全体的に笑いを取ってくる回でしたから、大人向けよりも子供向けの内容でしたが、大人も充分楽しめると思います。あっさり目のストーリーだったので忘れた頃にもう一度観たいです。