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658km、陽子の旅の100shimoのレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
4.0
まさに就職氷河期を過ごした身としては、当時フリーターが新しい生き方とされていたような記憶があります。
ほぼ、引きこもりのような暮らしをしている陽子が父親の死をきっかけに、半ば無理矢理に故郷の青森へ帰るロードムービー。
コミュ障を拗らせ、会話もまともにできない陽子。おそらく、今のままではいけないと思うところ、将来への不安もあったのでしょう。旅の途中で起こる出来事により、徐々に変わっていくのです。
人生を変えるなにかを待っていてもなにも起きません。行動するしかないのです。それさえ出来れば何歳になっても、人生は変えることが出来るのです。
頭では分かっていても何もできないという方、考えすぎです。考えるのをやめて、何でもいいので始めましょう。
何から始めたら分からないという方は、まずは栄養価の高い食事を心がけましょう。
主演の菊地凛子さんはお見事!お父さんが若い理由もわかります。良作です!
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