にっきい

劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋のにっきいのレビュー・感想・評価

3.2
式の着物の裾はだけて太腿丸見え。

1998年10月、親殺しの話し。
四章までは時系列がバラバラで、その4作を全て観ないと繋がりが分からないつくりだったけど、この5作目以降は時間通りに進むらしい。

とあるマンションの405号室、いつも母親に殺される悪夢にうなされている臙城巴は、急に部屋に入ってきた母親を反射的に殺してしまう。
隣の部屋には父親の死体も転がっていた。
街に逃げ出したのだが、絡まれ袋叩きにされている所を両儀式に助けられ…、って話し。

この臙城巴と言うキャラが、取り敢えずギャンギャンと五月蝿い。
ずっと叫んでる。
式は一般常識とか無いので平気で自宅に巴を匿う。
巴の方は式を女性として意識しまくってるけど、式の方は「人を殺した」、「死にたい」と言ってる巴を面白がってるだけかな。
実際合宿で車の免許を取りに行ってて一月近く会えてない黒桐幹也の事にイラついてるし。
それを聞きながら「お前のためなら死ねるぜ」とか言う巴が気持ち悪い。
いつまで経っても巴の親殺しがニュースにはならないんだけど、それには式を狙う荒耶宗蓮の罠が絡んでいた。
前半は黒桐や橙子の出番は無かったけど、後半はこの2人中心に進んでいく。
荒耶と橙子の関係、荒耶が式を狙う意味、マンションの殺人が表沙汰にならない意味が分かります。
四章までは60分程度だったけど、今作は倍の尺が有るからか、アクションシーン盛り沢山でとにかく派手。
巴のキャラはあまり好きになれなかったけど、ストーリーは面白かったです。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月24日
鑑賞回:16:40〜18:40
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン2 H-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:116分
備考:プログラムC『矛盾螺旋』
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