僕は常々思ってるんですが……。
久能整(くのうととのう)くんを演じてる菅田将暉が可愛くって好き。
なので観に行きました。
原作未読、ドラマは時々見ていて、私が苦手とする描写がある日は観てなかったんですけどね。
予告でネタバレするようなシーンがなかったからか、想像していなかった展開でとても面白かったです。
無理やりな感じがあるかもですが、旧家に伝わるしきたりや伝説とかって不思議の国日本だからこそあり得るものだし、よくできてるなと思いました。
何気ない会話が伏線となり回収されていくのはお見事。
主人公の整くんが常に一歩引いて全体を見ていることと、登場人物の関係性から、誰かに感情移入するのは難しいかもしれません。
ラスト部分だけが別ドラマみたいで少し興醒めしてしまいました。
あと、エンドロールで名前があったダンディ坂野が何役で出ていたのか分からず、ネット検索しました。
整くんみたいにいろんなものを逃さずたくさんインプットできれば…と思うのだけど、彼にとってはとてつもなく生きづらい世の中でしょうね。
ドラマの時もガロ役の俳優さん、キャスト見るまで気づかなかったボンヤリな私には無理ですね。