このレビューはネタバレを含みます
問題提起は鮮明で、
でもきちんと説明はしない。
劇中で何度も聞こえる
「男らしさ」のステレオタイプ。
同じ出来事でも
人それぞれの主観とフィルターを
通してしまうと、
全然違う見え方になる。
その恐ろしさ。
世間体と建前を守るための
心の無い大人の行動や、
悪気なく行ってしまう
こどもの間違った行動。
日常に溢れている
そんな怪物たち。
全員が怪物だった。
それにしても
こんなにダメ女役の
高畑充希ちゃん初めて観た。
瑛太もさくらちゃんも、
庇うべきところはあるけれど
自分の思い込みで
人を傷つけてしまう
怪物になってしまっているので、
自分は怪物じゃないか?と
自分で思っている
湊くんと依里くんの方が
よっぽどまともだ。