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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のRenのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

黒ずくめの組織にまつわるコナン映画です。映画の冒頭では、ユーロポールのネットワークセンターの女性職員ニーナが殺害され、そして、なぜかコナン君と同じく八丈島の近海にいた黒田管理官と白鳥警部に付きまとって、海洋施設に突入したコナン君、どんどん面白い展開になっていきます。

AIの最先端技術の老若認証のシステム、相変わらずかっこいい赤井秀一の登場、後半の小五郎おっちゃんの出番などのシーンに、黒ずくめの組織との対立するダイナミックな場面が豊富で、一喜一憂の2時間を過ごしました。

従来のコナン映画と比較すると、灰原哀がよく活躍した映画であり、数えきれない飛躍的なシーンの中で最も印象的だったのは、最後のシーンです。海中に減圧症になったコナンくんを助けるために、人工呼吸をした灰原哀は、それを「キス」として解釈しました。コナンくんの欄に対する気持ちを配慮する灰原哀は、最後に欄にキスをすることで、キスを返しました。黒ずくめの組織の一員だったにもかかわらず、気配りや誠実な心を持つ灰原哀の行動に感心しました。

総合すると、コナン君と黒ずくめの組織の対立を軸に、観る者を楽しませる映画だと感じました。
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