ウォッチパーティーにて🎉
ゴジラが現れることで戦後の日本が独自に軍事力を持つ世界線、なんてことを考えた。アメリカは力を貸してくれないから大怪獣を倒すための兵器が必要という口実の下、GHQ統治下ながら兵力を増強していく日本、というあらすじがこの物語のあとに続いていきそう。
この映画自体は民間の人々が力を出し合って奮闘しました!という、ある種美しい話にはなっているけど、わたしはどうしてもこのあとに権力に利用されていってしまう人々、といったことを考えてしまう。権力者たちが戦争をしたがっている今の状況で、戦後に復興していく日本の物語として「いい話だったね!」なんて手放しで喜ぶことがわたしはできなかった。
ゴジラは詳しくないけど、核兵器開発によって生まれたというイメージがあって(本作でもビキニ諸島の実験で被爆するゴジラのシーンはあるが)、今回のゴジラはどこで生まれてしまったものなのか、ということがシンプルに気になった。