このレビューはネタバレを含みます
気になるところ、細かいところ言い出せばあるんだが、大きく気になるところは台詞回しくらいしかなかったな。
戦争扱ってる割に大衆向けだけど、それもゴジラのあるべき姿というか…
ゴジラ上陸のシーンは恐怖したし、対ゴジラ戦の時は熱くなった。それだけで十分にゴジラの映画だったと思う。
何より動いてる震電が出てきたことに震えた。VFXはアカデミー賞獲っただけあるね。世界一です。技術や金だけじゃないセンス、賢さがあった。
ゴジラが街を破壊するシーンは素晴らし過ぎて恐怖した。日本人なら災害を思い起こす惨状が、やはりゴジラを怪獣たらしめている。
いや〜しかしあの次作への伏線の張り方はどうなんだろう。ゴジラに関する治癒能力だとしたら、さらに直接的に核問題を扱うことにつながるし…それが扱える客層向けには作れてなかったんだよな。軍事アドバイザーかそれ向きの脚本家雇って、もっとシリアスめにするべきかも。でもVFXの良さは出にくいか…映画って難しいね。