ニタ

ゴジラ-1.0のニタのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.9
…コロナ罹患を挟んで、前は多忙、後ろは気力消失( ̄▽ ̄;)

いよいよ押しつまったのでそうも言っていられず😅今年のレビューは今年のうちにとほんのり前向きになりました💧

鑑賞から早1ヶ月経ってしまいましたが、比較的よく記憶しております。多くの方の評価が高かったように、概ね満足です😊ゴジラ、迫力でした‼️先頃の朝ドラで夫婦役だったお二人が見られたのも何だか嬉しかった😊

自らの意思ではあったものの、生きながらえてしまった主人公は罪悪感に苛まれ、同居人との暮らしの中での責任感が芽生え…。周囲との関わりを経た結果、延いては市井人の命を守る為に危険に飛び込んで行く。

ゴジラに立ち向かうさまは、元特攻のなせる技。
絵面として映えても、"命"を賭けることを勇ましいだけにしてほしくないなと思っていましたが、ここで"生きろ"というコピーが効いてくる(整備兵役の青木崇高が一番よかった👍️『犯罪都市3』も楽しみ‼️優香ちゃんの顔浮かんだ😆)。
焦土と化したかつての地から立ち上がる人々の力強さ(安藤サクラ印象的✴️)、技術者たちの結託した思いは伝わってきました。浜辺美波ちゃんがあんな風な感じになって、続編はあるのか的なフォロイーさんのお話が気になります‼️


…『すみれ島』という絵本があります。
特攻を扱った内容ですが、穏やかで優しい絵と文から滲む切なさ、戦争が悲しいものであることが伝わる一冊です。
怪獣映画に戦争のペーソスを加味した本作。
ゴジラとの戦いに打ち勝って前進する流れだけでなく、生きたくとも叶わなかった多くの人々へ思いを馳せたいと感じました。
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