王冠と霜月いつか

ゴジラ-1.0の王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったです。

ゴジラは苦手で、途中でギブアップした作品が数本、通して観たのは
シン・ゴジラ
ゴジラvsビオランテ
の2本だけです(海外版ゴジラは、ピエトロとワンダが夫婦役のと、キングオブモンスターズを観てますが一応ノーカウント)4本ともレビュー挙げております。よろしければ。

今作も、サブスクに来たら観れば良いか~位のノリでしたが、最近お気に入りのYouTubeチャンネル「MOM団」の感想動画が良かったので、劇場に足を運びました。
※ちなみにその動画は、山崎監督や東宝のプロデューサーさんも観て素晴らしい感想動画と絶賛されていました。Xで確認出来ます。本当なら、自分がずっと大好き「だった」映画紹介チャンネルにその位の感想動画を出してもらいたかったんだけど、残念です。

まあ、最悪、べーやんの顔面だけ拝めれば良いやと保険も掛けつつ。

vsビオランテの時は、どーも主役クラスの俳優さん達の演技&台詞回しが気になってしまって集中出来なかったんですが、今作は、少しだけ佐々木蔵之介さんのそれが気になった(ちょっとだけよ❤)以外は、素晴らしい演技、演出だったと思います。例えば、青木崇高のアニキ~👍

ゴジラは70周年だそうですが、芸歴46周年の吉岡秀隆(同じ年なので呼び捨てw )が抜群に良かったです。※松竹の八つ墓村でショーケンの子供時代を演じているのがデビュー作だそうです。

1つだけ。敷島が典子に全てを告白して、敷島がそのトラウマから現実と虚構の区別が付かなくなってしまっているシーンで、典子は軽くハグ⇦実際こんな軽めの感じなんですが、そこは男と女なんで、現実なんだとわからせるのは、アレだろと思ってしまいましたが、そこは、浜辺美波サイドがNGですよね。仕方がないなと思う部分と、自分がソレを観たいだけなのか?と思う部分と。その辺がちょっとヌルいかなと。もしあのシーンで浜辺美波さんが、そこまで見せてくれたら、伝説の映画になったんではないかなーと思ったり。富野由悠季監督だったら、そこで軽いハグなんて不自然でしょ💢って、机を蹴っ飛ばすんじゃねえかと思ったり(笑)
「女の愛撫で男を奮い立たせることができるのなら、女はそれをすることもあるのよ」
-ベルトーチカ・イルマ/Ζガンダム

結構YouTubeだと賛否両論あがっているようですが、真実は人の数だけあるのだとすれば致し方ないのかなーと。映画の感想なんて真実ばかりで事実なんてものはないでしょう。あくまでも、観た人がどう感じるか?ですからね。まあ、映画を観すぎている様な人や、マニアックなゴジラファンでなければ充分楽しめる作品ではないでしょうか。

典子が爆風で吹っ飛んだ割に美顔面のままなのは首筋のあの黒い模様のおかげ?G細胞?とエンドロールで復活を遂げたような?典子G?…あえて直系の続編を作らないなら💮です。