YoshiMia

それでも私は生きていくのYoshiMiaのレビュー・感想・評価

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)
3.8
“彼の人生は 思考だったから”

元哲学者だったが病に侵され記憶をも失いつつある父を介護する傍ら、通訳者として働くシングルマザーのサンドラ。
恋とはかけ離れていたある日、古い友人ドルマンに出会い恋に落ちるが…というお話。

おフランス映画らしくポエティックで
愛に重きを置いているロマンスに溢れた一本だった
そんな中、日常に介護が入り込んでいるぶん
愛だけではない、リアルなフランスも見れて面白かったな。

何より勝因はレアセドゥでしょう。
とにかく彼女がずっと魅力的だった

博識で読書の虫だったお父さん。
生徒からも慕われて誇りだった姿が消えていくの、悲しかっただろうな。
時折流れるレアセドゥの涙に心が締め付けられました。


“そこに光はある?
見えないが ないとは言い切れない”
YoshiMia

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