クリプトン星人

オットーという男のクリプトン星人のレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
5.0
添加物の入っていない"サルサ"は、あまじょっぱい。
巡り巡った"スクランブルエッグ"は、優しい味。

怒ってる"あの人"に手を差し伸べる。

悲しんでる"あの人"に声を掛ける。

迷いのない"彼、彼女たち"は、とても、賢かった。

そして、困っている人を放っておけない、迷える"彼"は、とても不器用だった。

線路で差し伸べられた、役名のない「手」。

その役に、みんなが名前を当てはめられるようになるといい。

お節介の対義語は無関心。無関心の対義語は、愛なのだから。