OP PICTURES＋2022のん！各作品2回くらいづつしか上映無いからば何が観れるかまだ全ては把握出来ていないが(ムーラボとも被ってしまっているしね…スンスン)、とりあえずまずは大好きな山内監督のんが観れて良かったー！ぺろぺろぺろぺろ

お嬢様のアヤノは父親の命ずるままに結婚をしたが、アヤノは夫に体を許さず夫は家政婦と浮気をしている、アヤノは学生時代に付き合っていた彼女アケミを未だに忘れられずにいたが……、って話

ホラー、ミステリー、ジャーロ、と聞いていたんやが、いざ観てみたら若干のサイコ味はあるもののガッツリとラブストーリーでしたね
うん、マシンボーイ的には山内監督って「ミカヨのクレヨン」とか「犯る男」とか、サイコ系にも好きな作品多いんやが、それ等の作品って相当イカレた内容にも関わらずユーモアの要素もシッカリある所がマシンボーイのお気に入りやったんやけども、本作はサイコ味と同様にユーモア要素もかなり薄く、どちらかと言えばダリオ･アルジェントを思わせるようなアート系映像美強め作品で(ジャーロって内容よりもそこなん…)、正直あまり好みでは無かったかなぁ……、タイトルもなんか山内監督にしては気取ってっし！

それにキャストも安藤ヒロキオくらいしか知っているキャストがいなく、アケミのサイコが迸るとことかは、おっ！とはなったものの、これまでの山内作品でサイコを遺憾無く発揮してきた涼川絢音、川瀬陽太、森羅万象、などの達人たちほどの魅力を感じるキャラクターが居なかったし、ちょっと物足りなさを感じてしまう作品ではありましたねぇ

うん、これは今年のOP PICTURES＋の山内監督作品ならもう一本の方「ものの怪病院」の方が真っ当にホラーそうなタイトルやし、なんと言っても川瀬陽太と森羅万象出ているからマシンボーイ好みかもしらんな？まぁ観に行けるかはわからんけども……

しかしやね！本作で1番意外性あったことと言えば……しょ〜もないチンピラか、本作のような冴えない小市民的な役どころなイメージのある安藤ヒロキオが、舞台挨拶で普通にイケメンやったことよね！喋ると微妙に冴えない感はあったけども、そこまで含めて好感度高いよ！もちろん山内監督もプレデターTシャツがお似合いで素敵でしたねぇ、ぺろぺろ
あ……女優陣もみんな美人さんやったからば皆ぜひ観れ〜(あれ？……アヤノ役の山岸さんってマシンボーイの好きな作品で何本か主演している人やったっぽいわぁ、家政婦役の人もかぁ！こっち系の女優さんなかなか覚えられへん……すんまへん)

【サイコ+色+百合】

学生の頃、愛し合っていたふたりの女の子。
とある再開によりふたりの禁断の愛が予想外の展開で再び火が着く。

全編通して色味がハンパない。
赤、黄色、緑といった往年のジャッロ感が映像を駆け巡り、そこに百合描写が合わさることによりセクシーかつサイコ味を倍増させる。
そして要所要所に映し出されるアートがサイコ・ホラー・愛の三要素が合わさり、この世に一つの純愛映画となる。
まさに芸術百合色ホラー。

OPフェス開催されてたとは。見落としてた。慌てて劇場行って、なんとか山内監督の新作を観れた。※もう一本の方は観逃した…　
百合ジャーロと言われれば観ないわけにはいかないっ！

色がほんとに見事だなー。赤、青、黄、紫…。空調のプロペラの影も美しい。
クレジットの出方や音楽の感じもいいね。

上映後には舞台挨拶もあった。
なんと、劇中出てくる絵画は女優さん(只埜さん)が描いてるってヤバないか。すげえ。
監督は、男の客向けではないレズものを撮ろうとしたとのこと。

けっこう面白かった。