今まで動いていた実写がピタッと止まるとマンガの絵に変わる。そこからパラパラとマンガをめくっていって止まったところの絵からまた実写に切り替わる。なんとクールな演出！
品川ヒロシ監督とは、宮古島のパニパニシネマのリニューアルオープンの柿落としで『サンブンノイチ』を上映した際と、東京国際映画祭の審査員顔合わせの際と、二度ほどお会いしたことがあるが、『ドロップ』を見た時からこの人は芸人より映画監督の方が向いてるんじゃないかと思っている。
ヤンキーものは品川監督得意の分野だから、十分おもしろかった。
ただ『東京リベンジャーズ』を見慣れていたので、キャストが弱そうでリアリティがイマイチ。
主人公の倉祐希はともかく、最強の丹沢敦司役の醍醐虎法朗が可愛すぎてとても強そうに見えない。ポジション的に『東京リベンジャーズ』のマイキー(吉沢亮)と比べちゃうしね。
でも演出含めてさすが品川ヒロシという出来にはなっている。逆に言えばこのキャストでよくやった、と。
続報ありそうなラストだったけど、やったらまた見ちゃうかな。
＊『JOINT』で教え子の山本一賢と共演された林田隆志さんが出演されていると聞いて見に行ったのだが、悪〜いおじさん役でした😅
