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猿の惑星/キングダムのkoyabinZmasterのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.4
丁寧に作り込み過ぎて話が進まない。ゴジラ×コングの監督のように二時間の中にこれだけ納めるぞーとテキパキ展開してくれると嬉しい!見所は主人公ノアが、色々な情報から掟に疑問を感じ、過去のシーザーの教えに触れ、何が正しいのか考えるところにある。私たちの社会にも同じような事があるように感じる。

旧猿の惑星からは考えられないほど表情が豊かであった。①戸惑い②驚き③怒り④悲しみがうまく表現されていた。特に、影をうまく使う作品で、目にだけ光が入るシーンでの感情表現が素敵に感じた。ただし、キャラクターたちが喜びあったりする表現が希薄で、個性を全く活かせていない印象。

プロキシマス・シーザーは本当に悪には見えず、冷静で紳士的な一面もあるが、ノヴァ/メイは鬼畜だと感じた。続編では、水に流されたり、水の中に落ちていったキャラクターが復帰することを願う!
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