なぜに今なのか、とは思いながらも見てしまう。
内容はルパン3世テイストが多めであるが、キャッツアイのテイストもしっかり見られる。
また時間軸を昭和にしたりできるのも、ルパンならではだろう。彼らはどの時代にあの姿でいても、違和感なく存在できる(笑)
満足感が高いだけに、うるさいオタク心を書いてしまえば、次元大介の帽子だけはイマイチでソフト帽への愛が欲しかった。
一方で銭形警部の描写は帽子だけでなく存在感が素晴らしく、能力の高さ、トシとね関係も含めてをきっちり出しているところに愛を感じた。
ルパンシリーズは特にテレビスペシャルなどでも、スポットライトが当たらないキャラが時としてぞんざいに扱われるが、本作にそれがないことも好印象。