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殺しの分け前/ポイント・ブランクのtntnのレビュー・感想・評価

4.3
鳴り止まない足音からの家に押し入って銃撃の一連の流れで完全に掴まれた。
インデックス的な映像記憶を繋いでいく演出には、直線的な物語構造や時間軸を解体してくれる気持ちよさがある。
キャラクターも設定も記号的、というか最早何も指していない。
金や復讐といった目的は意味を成さないので、ひたすら動いている人間を見る羽目になる。それを物語と言って良いのかすらわからない。
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