ヒデ

ヴィーガンズ・ハムのヒデのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
3.8
「ヴァンサン、待って。美味しいの。肉を愛するなら食べるべきよ」

経営難に苦しむ肉屋の夫妻が、ある日店を襲ったヴィーガンを殺してしまい、苦し紛れにハムにして売ったら爆売れしてしまった話。

クレイジー映画すぎて笑った。ヴィーガンとの戦いで謎のカタルシスがあるのもいい。「ヴィーガンの肉を売ったら大成功した」という皮肉な設定が良く、韓国映画の『エクストリーム・ジョブ』のような滑稽さがある。中盤の夫婦の会話、神戸牛をそんな意味合いで使うなと思ったw


以下、セリフメモ。


「アイツ、店を襲ったやつだ。復讐してやる」

「今朝のハム、あんなの初めて!10枚欲しい」

「こうなったら腹をくくって。遺体なき完全犯罪よ」

「これ何の肉なの?」
「イラン豚です。イランで不法飼育され、フランスの畜産農家の手に渡った」

「気を悪くしないでね。リュカ(婚約者の彼氏)は…ヴィーガンなの」

「霜降り肉が現れた」

「ヴィーガンの性転換者が一番うまい?」
「ああ、牛も去勢牛が一番美味いだろ?」

「あんたの問題は殺し方が確立してないことね。どの連続殺人犯も手口が確立してるのよ」

「店を救うには殺さないと」

「デカい肉屋は滅多に襲えないぞ。行きたい?」

(ピープサインをして)「Vパワー」

「もう離婚だ!」
「愛犬と仲良く寝て」

「世界で一番うまい肉は?」
「神戸牛?」
「ストレスのない環境で育てられてる。"神戸ヴィーガン肉"を作るんだ」

「完璧だ。ぽっちゃりしてローストビーフみたいだ」
「私たちのピグレット」

「中に何か入ってたぞ。ペースメーカー?」

「俺たちは肉を売ってる。お前の店のは肉の名に値しない」

「この数週間でヴィーガンが何人も失踪してる」

「女は襲わない」
「黒人と女は未知の味よ」

「"本当に豚肉か?"と思うくらい絶品だ」

「幼い頃からいじめられてきた肥満児を獲物扱いした。今度は娘の彼氏を?9歳の子供を?」
「子牛は最高よ。それに私は殺してない」

「やぁ、白いバラを10輪くれ」
「うちは肉屋だけど…」
「花屋じゃないのか?」

「次の肉になるのは誰だ?」
「あんたよ」

「感じのいい夫婦ですが、3ヶ月の間に約30人ものヴィーガンを殺し店で売った」

「後悔することは?と聞かれてソフィーは答えた。"ウィニー"と」
ヒデ

ヒデ