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終末の探偵のparaのレビュー・感想・評価

終末の探偵(2022年製作の映画)
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暴対法により思うように動けなくなり力を弱める暴力団と間隙を縫うように暗躍し台頭する海外マフィア。
そして日本語が消える街。
日本における移民へのヘイトや生き辛さに留まらず、難民・入管問題に、歪んだ優生思想まで盛り込んだ、ダークな闇社会専門探偵ハードボイルド。

北村有起哉は何気ない表情も含め巧いし、弱そうなのに不死身なところが面白いけど、盛り込みすぎで少し雑というか中途半端な感じは否めず。

自分の好みとしては、いなたいのにスタイリッシュでアングラ系ハードボイルド。
それでもハードボイルド好きなので嫌いではないですし、途中身体に力入りながらの鑑賞。
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