2024/05/03鑑賞。
同じ星の人を探して。
ちひろさんは同じ星の人を探す旅をしていて
ちひろさんに出会った人たちも皆、それぞれが同じ星の人を見つけていく。
ちひろさんの行動原理が分かんなくてモヤモヤする人も
こういう人もいるんだなと思ってればいいんだと思う。
理解するとか感情移入できるかできないかとか、
そういうのがこの作品の評価には繋がんないなあと思わせられた。
結局ちひろさんと同じ星から来たかどうかの問題だから。ある意味ずるいね。
フード理論的には
弁当を一緒に食べた2人には繋がりが生まれており、
一緒におにぎりを食べた2人はやはりちひろさんが言った通り同じ星の人だった。
その後同じ焼きそばを食べる。
そしてその焼きそばのシーンから、親子は向き合っていくのだろうと予想される。
ちひろさんが色んな人と一緒にお弁当を食べる一方で、ひとりでごはんを食べるシーンもある。
「孤独を手放さずにいる」ということが端的に現れていると思う。
参考
福田里香2012「ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50」,太田出版