うーん……何となく、アイデアとしては十分に受け容れられる感じも在るのですケド、ヒジョーに根本的には敵も味方も一体ナニをしようとしてんのかがイマイチ分からない・納得いかないって感じなのですよね。。
記憶が定かではなかったので調べ直してみると、ヒトラーの最期ってのはベルリンが赤軍に完全包囲されて進退極まった4/30の出来事で⇒続くドイツの無条件降伏は5/7なのですから（ラストの展開から鑑みても）その一週間の時間を描いた映画、というコトになるのかと思います。また何となく、主人公ブラナがチラッと言ってた「ロシアの流儀」だとか・スターリンの性格だとか…といった事情から、死体をモスクワに運ぶ必要が有ったってのには（ココには）納得できなくもねーのですケド、まずはそれが何故「空路で」できない状況だったのか…については歴史的な状況とは繋がらないと思うのですよね。あと、ヴェアヴォルフの連中にしても、仮に死体を奪えたとしてもコレをドコかに運んで保持しておく…とゆーのは無理って状況だったハズで、だったら（＝あんな映像を撮ってる位なら）さっさと燃やしてバラ撒いちゃうしかなかった様な気もするのですよ⇒そーすると、コレって連中の勝ちになっちゃったってハナシなのでは？とすら思えちゃったりもしてですね…オーラスも正直好く分からないですし、全体的にもかなりうーん……という感じで観終わりましたよね。。
若干、中盤の展開に（やや物珍しく）ホラーっぽい要素がミックスされて居たりもするのですが、再び根本的にはごくシンプルで「リーズナブル」な方の（Ｂ級）戦争映画…て感じだとは思ってしまいました。で、クライマックスのドンパチはそれでもそれなりにハッチャケてた…とも思ったコトまで踏まえると、暇潰しにボーっと（＝ナニも考えずに）観る分には全くどーにもならないってコトもねーかな…とは思えますかね。まあ、あまり好きな作品とは（到底）為らなかったですが。。
