アニメ視聴済み。
実写映画版は８・３抗争編だけで終わってもハッピーエンドになる終わり方だったものの、間宮祥太朗のキャスティングからも分かるように既定路線で制作された続編の前編。
血のハロウィン編自体はボリューム的には８・３抗争と変わりないはずなのに、９０分×２としたのは、実写映画版はオリジナルの結末で終わらせるということだろうか。
原作の伏線は壮大で、原作を読み進めるかアニメを観るなどしていないと、ヒロインの死亡とマイキー闇落ちがつながってこないので、実写版だけだとフラストレーションがたまる頃合い。
最後までやるならともかく、途中で結末に導くのであれば、どうやって終わらせるが気になる。
本作は前作に増して、キャラクターの再現度が高い。
キービジュアルだけでも誰が誰だか分かる。
とはいえ、千冬役の高杉真宙はちょっと意外な仕上がりで、ヤンキー役のイメージがなかったし、こんな声低かったっけ？と思ってしまった。
芝居はタケミチとドラケンを除き、アニメ版の声優さんの演技を踏襲したもしくは引きずられている感はある。声優とは言え、俳優としてのキャリアは声優さんの方が平均すると長めということもあるだろう。
