実話なので、もっとドキュメンタリーっぽいのかと思ってたけど、淡々と描いているように見えて、実は感傷的な描き方で、僕にはそれがハマりました。
ニューヨーク・タイムズのチームワークにも、グッときますけど、何より、勇気を振り絞って告発に協力する女性たちの心情の描き方が素晴らしくて、こういうことが無くなる世の中にしないとあかんなぁと改めて思いました。
張本人のワインスタインの描き方が絶妙で、客観的に描かれているように見えて、それが逆に気持ち悪さ、異常さを際立たせることになっていたと思います。
マリア・シューラダー監督は、前作の『アイム・ユア・マン』も良かったので、今後も注目していきたいです。
過去作も掘っていこうかと思います。