2023年3本目。
各方面からの評判が良く期待値を上げて鑑賞したけど、自分にはやや退屈だった。
特にある衝撃的な展開があったのち後半の展開にイマイチ乗れず、鈍重さすら感じてしまった。
役者陣は総じて好演。
リアルすぎる演技で、文字通り役を体現してしまった鈴木亮平は本当に良い俳優。
『孤狼の血 LEVEL2』の上林と同一人物とはとてもじゃないけど思えない。
決して上手くはないのに実在感が半端ない阿川佐和子もめちゃくちゃ良かった。
ゲイ2人の恋愛だけを描くのではなく、"母と子"という普遍的な物語に落ち着かせたのは正解かも。
ラストシーンが悲しくて、ひたすらに優しい。