Part1から直結する物語じゃないことをわかっていたので、あまり混乱することなく観られましたが、なかなか深層とか核心に至らない展開です。そこはPart3があるなら許容できますが、全編にわたってテンポが悪く、登場人物の会話も意味のないようなことを延々と…。複層的な展開もうまくつながっていないので、物語の“流れ”を感じられませんでした。
主役の少女が食べものに執着する理由もわからず、少しコメディタッチになるとろこも唐突感があって浮いてます。遺伝子操作で人間がエスパーみたいな能力を得られるのか不思議ですが、アクションシーンはMCUのような非現実的なものばかりです。もはやアニメを観ている感覚にしかなりません。
前作からの謎はそのまま、結局のところ、彼ら彼女らは“魔女プロジェクト”なるもので何を実現したいのかわかりません。ありがちなのは、軍隊が最強の兵士を量産するとか、暗黒組織が世界征服を企むとか、コミックのような設定しか想像できませんが、派閥の内部抗争のような展開ばかりで、はたして…。
もしかしたらPart3どころか、Part5とかもありそうで、さらにバトルシーンが過激化しそうです。そうなれば、さすがにアメリカのCIAとかも黙っていないんじゃ…。そこまでつき合えるかどうか微妙な印象のPart2でした。
