ホリ

カラオケ行こ!のホリのレビュー・感想・評価

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.3
もうあの頃には戻れない
思いを乗せたカラオケ(紅)、

声変わりという要素、

巻き戻しできないビデオ、

子供から大人の階段を
登り始める部活引退というタイミング、

ヤクザの事務所がある
アーケードが
再開発で解体作業、

大切な人が
亡くなるという
関係性の変化…

という主人公の少年視点で、
複数の卒業を告げる
ストーリー構成に。

だからこそ、
あの頃の自分から卒業という思いが
乗ったカラオケシーンは
最高やったなぁ。


コメディ要素も絶妙。
笑わせに来たという
展開が前に出過ぎると、
冷めてしまう部分もある中、
日常の延長線で
ユーモアあるやり取りが多いため、
クスクスと笑いながら
鑑賞できた。

『カラオケ行こ』っていう
台詞がラストシーンに
来ると予想していたら、
まさかのエンドロール後ね。
ホリ

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