綾野剛が中学生に歌が上手くなる方法を教えて貰う映画。
合唱部の部長を務める真面目な中学生とヤクザがカラオケを通じて仲良しになるというユニークな設定から面白い。特に笑ったはの「皆が待ってる」シーン。聡実くんが強面のヤクザのカラオケをズバッと切り捨てていく様は笑った。基本はコメディなんだけど、中学生が主役の青春映画としての側面も良くて。合唱祭とカラオケ大会がクロスしつつ、青春の一区切りが近づいていく切なさみたいなものがあって、それも良かった。クライマックスの紅シーンはちょっとおセンチかなと思いつつ、カラオケ特有の謎MV感も醸されている感じがしてこれはこれで良きかな。お守りは大事。
前奏42秒