映画ジャンルのカテゴリーとして
枠にはめ込むのが難しく、
“こうきたら、こう来る”、かな?
を良い意味で裏切ってくれる。
各シークエンス ギリギリまで攻めて
ミスリードさせ続けるエンタメ作品。
ラストはどうにでも受け取れるけど
水面下の服従関係が顕在されてしまう、
あのタイマン対決は気持ちよかった。
好いキャスト揃いで楽しめる反面
ほぼ誰にも感情移入できないし、
したくもない。
久々にスクリーンで観られる!
と思った俳優も中途半端に
コメディリリーフになっちゃって‥。
高級レストラン、超一流シェフ、
著名人、有名人、そして個人的には
カルト宗教‥。登場するもののすべてを
ひっくるめてシニカル描写してあり
では何を肯定するんだと問うたとしたら
たぶん意外と単純明快で‥‥(ネタバレ回避)。
もし自分があの場に放り込まれたら、
トルティーヤのリークぐらいで
許しといたろか!的なザコ扱いかな‥。
そしてデザート仕立てコースかな。嫌‥。