ずっとずっと観たかったアルゼンチンの映画。
やっと観た!
一匹の犬とツイてないオジサンの優しいロードムービーです。
長年勤めた職場を突然解雇された中年男・フアン。
気の強い娘夫婦の家に居候するも、肩身の狭い毎日。
そんなある日、ちょっとした人助けから、血統書付きの大きな犬・ボンボンを譲り受ける。
というか、押し付けられる。笑
断れない、人のいいオジサン。
案の定、怖い娘は超激怒。
行き場を失ったオジサンとボンボンは、あてのない旅に出る…。
聴き慣れないアルゼンチンの言葉が飛び交い、最初はかなり戸惑いましたが、優しいオジサンの笑顔と、一見恐そうだけど何故か愛嬌のあるボンボンの表情に癒やされ、最後まで観ることが出来ました。
主人公のオジサンは役者ではなく、全くの素人さん。
なるほど、それを聞いて納得。
素人でなければ出せない、とてもいい表情でした。
そしてあの衝撃シーンも、演技では出来ないリアルシーンで、テンション爆上がり!
思わずニンマリしてしまった。
優しい音楽が心に沁みる、ほのぼのロードムービーです。