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特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦のYSKのレビュー・感想・評価

2.1
コロナ禍の影響でリストラになった主人公は怪しげな会社に採用され、ゴミを拾ったり、拾ったマスクを洗って乾かしたり、はたまた前社長で電波野郎の社長の兄のお手伝いに勤しんだり、借金苦で取り立て屋に日々追われる上司らの下で活躍していた
そんなある日、ふとしたことで大怪獣が出没してしまう…というお話

転職先の怪しげな会社と大怪獣の接点が見つからないでしょう?それが間に電波野郎が挟まることで成立してしまうのですからビックリですよね
そしてそんなビックリはともかくとして、キャラ付けとキチガイの区別もついていない、世間一般で生活するのが大変苦しそうな方々に囲まれた、笑えないギャグ描写を延々と見せつけられる本作は、頼むから伊達や酔狂で作ったものであってくれと願いたくなるようなクオリティでした

怪獣だけはなぜか非常に高い完成度でしたが、それが出てきた数分以外は見るに耐えない映像だったことだけは覚えていただきたいと思います
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