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ぜんぶ、ボクのせいの100shimoのレビュー・感想・評価

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)
3.5
児童養護施設を抜け出して母親に会いに行く主人公の優太。この母親というのが生活能力が低い。食事はインスタントラーメン、カップ焼きそば、菓子パン。子供が食事中に隣りでタバコ吸ってるし。
オダギリジョーが演じるおっちゃんも食事はカップ麺。こういう食事をしてたらダメですよ。三大栄養素をバランスよく摂らなくては。特におっちゃんのような中高年は早く食事の大切さを理解したほうがいいです。
でも、おっちゃんはホームレスだし…と、ここで考えるのは詩織の“おっちゃんみたく自由になりたい”という発言。
これは本当に自由ですか?一日3食ろくな食事も摂れず、目的の名古屋にも行くこともできない(本当に名古屋に行く気があったかは謎ですが)
自由とは健康とお金が十分に担保されている状態ではないでしょうか?そんなことを考えずにはいられない。
なによりもがっかりポイントは炎のしょぼいCG。これには萎えました。題材はいいだけに、全てにおいてちょっと惜しいなと思える作品でした。
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