この作品の評価は何と言ってもキャストがハマるか。これに尽きると思う。
結果から言うと最も懸念されていたアシリパは山田杏奈さんで大正解。
身長はちょっと気になるけど年齢だけ目を瞑れば全く問題無し。変顔の再現度もなかなか。
身長の問題に関しては他のキャストがもう少し大きければとどうしても思ってしまう。
杉元役の山崎賢人さんは素晴らしいしバルキーな身体作りをしてしっかり準備をしていると思うけど、杉元役としてはやっぱりフレームが小さいのは残念。
他のキャストも結構頑張ってて鶴見中尉役の玉木宏さんや土方歳三役の舘ひろしさんも素晴らしい。
あとは何と言っても白石と牛山。この二人は少しオーバーアクト気味だけど原作もあんな感じなのでハマってると思う。
アクションでは二百三高地での戦闘シーンもなかなかの迫力だし、期待の食事シーンも悪くない。
何より北海道のロケーションが素晴らしい。
セリフがちょっと説明臭かったり、少々ナレーションが気になるけれど、作品の特性上ある程度は仕方が無いのかな。
ということで今作品はまだまだ序盤なので次回作に期待。
山田杏奈さんはこれからも下品なセリフを躊躇なく全力で演じてほしい。
ちなみに二百三高地は観光で言った事があって、大日本帝国軍の悪口をこれでもかと書いてる反日写真集を売りつけられそうになったのは良い思い出。
