2024.008
映画館で観よう！！の気概を感じる実写映画。
原作ファンなのでクチコミがよくなかったら観てなかったけど、予想以上に素晴らしかった！
原作がおもしすぎるんだからちゃんと作ったらつまらないわけがない。
実写における1番大事な点って映画という構成のなかでの最大限の再現度なんだと思い知らされた。
まずキャスト発表の時点でみんなハマり役すぎて話題になってたし、ちょっと懸念？だった山﨑賢人さんも、いつものガンギマリの目の演技が杉本にはハマってた。
土方さん鶴見中尉はかっこよすぎて震える。
個人的に最も印象に残ったシーンは牛山さんが白石をおっかけるとこのスライディングwww
原作はなかなか何度も読み返せてはいないけど、オタクの聖地巡礼並に角度とか表情はかなりこだわって撮影したんだろうなあ。
あと舞台の再現度もあの小樽の風景を見た瞬間かなり感動した！
もちろん邦画だし、よく言われるような衣装が綺麗すぎる問題などはちまちまと発生してたね...
杉本のマフラーはせめてアイコンになるしちゃんとその時代にある材料で作ってほしかったところ。量産すればお値段張ってもオタクが買って資金になると思うし、、(そんな簡単な話ではない)
ストーリーとしてはオープニングまでで、あの展開の多い漫画を一気読みしてる感じが少し疲れたけど、今後のキャストがチラッと出てきた時も楽しみすぎてグッときました。
序盤はほぼコメディなしだったけど、白石あたりからいつもの金カムのテンションになってきて楽しい。
戦争シーンも他の戦争映画に負けてないリアルさなのもよかった。
(規制の都合上ほぼみんな手足無事だったけど)
アイヌ文化についても監修のもと映像化してると思うし、発音とか音で感じられるのもよかったな。
たぶん原作側とめちゃくちゃすり合わせして、アイヌ文化をめちゃくちゃ大事にしてる映画だと思った、伝えたい部分が伝わってくる。
絶対続きも映画館で観たい、期待させてください！！
