kazu1961

CUBEのkazu1961のレビュー・感想・評価

CUBE(1997年製作の映画)
3.7
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-625 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋明日から日本で、菅田将暉主演のリメイク版「CUBE 一度入ったら、最後」が公開されます。ヴィンチェンゾ・ナタリもクリエイティブ協力に参加しているとのことで、再度オリジンとなった本作を鑑賞(日本リメイク、観にいく予定にはしていませんが)。

🖋公開当時は結構響きましたね!!ソリッドシチュエーションスリラー、まだこの時にはこんなタイプの作品はありませんでした。火付け役となりこの後、多くの作品が生み出されましたね。

🖋90分があっという間の、ゲーム感覚の奇抜なストーリー、斬新でシュールなビジュアル・センス、そしてSFXがとても印象的。謎の立方体に閉じこめられた男女6人の脱出劇を、緊迫感漲る演出で描いています。その90分間一切外の世界が描かれずに、立方体の部屋だけを観続けると、同じような閉塞感を感じてくる、そんな作品です。

🖋さらにそのストーリー展開もシュール。
脱獄王、天才大学生、医者、警官、建築デザイナー、知的障害者など個々の設定、人物描画が面白く、この“CUBE”を作った目的や意図、そしてこの装置の恐ろしさより、人間の怖さ、人間の闇部を抉った秀作だと思います。“素数”“因数分解”“再配列”。。。数学好きなら、なお面白いでしょうね。

🖋「ワンセット物で登場する役者は7人」という低予算作品でしたが、それに反し世界的にヒットし、カルト的人気を誇った作品なんですね!!

😨Story:(参考:yahoo movies )
ある日突然、密室に閉じこめられた6人の男女。それは正方形の巨大な立方体だった。いったい何のために作られたものなのか、なぜ自分たちが閉じこめられたのかは誰も知らない。脱出方法は6つあるハッチのいずれかを選び、同じ立方体でつながっている隣に移動しながら出口を探す以外ないが、いくつかの部屋には殺人トラップが仕掛けられていた。そんな中、やがて彼らは安全な部屋を示す“暗号”に気づくが・・・。

🔸Database🔸
・邦題 :『CUBE』
・原題 :『Cube』
・製作国 : カナダ
・初公開 : 1997
・日本公開 : 1998/09/12
・上映時間 : 91分
・受賞 : ※※※
・監督 : ヴィンチェンゾ・ナタリ
・脚本 : ヴィンチェンゾ・ナタリ、グレーム・マンソン、アンドレ・ビジェリク
・原作 : ※※※
・撮影 : デレク・ロジャース、スコット・スミス
・音楽 : マーク・コーヴェン
・出演 : モーリス・ディーン・ウィント、デヴィッド・ヒューレット、ニコール・デボアー

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇をスリリングに描き、低予算ながら世界的ヒットを記録したカナダ製シチュエーションスリラー。ある日突然、無機質な立方体の部屋で目を覚ました6人の男女。部屋には6つのハッチがあり、それぞれ別の立方体に繋がっている。自分たちが閉じ込められている理由も脱出方法もわからないまま、出口を求めて移動を続ける彼らだったが、中には殺人トラップの仕掛けられた部屋もあるようだ。やがて彼らは、安全な部屋を見つける法則を発見するが……。ビンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作。
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