英語字幕で観るにはかなりキツかった（特に人名）。オープニングから加速し始め、100分近く怒涛の展開で、息つく暇もない。その後、少し心拍数が落ち着く展開になったけど、再びラストに向けて緊張。
全斗煥（名前しか知らなかった）、なんでこんな最低な奴をファン・ジョンミンが演じるんだろうと思ってググったら、結構似てる。ついでに言うと、奥さんを演じた女優さんはそっくり。
集中力が切れそうになると、イ・ジュニョクとかチョン・へインが出てきて瞬間飴を貰った気分に（レベル低くてすみません）。ファン・ジョンミンとチョン・ウソンは迫真の演技だったけど、個人的にパク・ヘジュンはがっかりだったなぁ。演技じゃなくて、役の性格が情けない。ところが、彼が演じた盧泰愚は棚ぼたで全斗煥の次の大統領になっていた。
ストーリーには関係ないけど、こういう映画を観ると、政権に迎合するような映画やテレビ番組しか作れなくて、ごく一部の人しか銃がうてない日本と、ほぼすべての男性が銃を使えて、政権批判の映画も作れてしまう韓国の違いを強く意識する。どちらがいいとは言わないけれど。
日本語の字幕でもう一度鑑賞したい。
