犯罪都市 THE ROUNDUP
前作の "犯罪都市" も映画館で鑑賞。４年半ぶりの続編ということで公開前から楽しみに。
マ・ソクト刑事が所属する衿川署の強行犯係は、ベトナムに逃亡した容疑者を引き取りに行く任務を任される。マ・ソクト刑事とチョン・イルマン班長は、容疑者に不審な部分を感じ、現地で秘密裏に捜査を開始する。
ベトナムロケを行うなど、前作より確実にパワーアップした印象。パンチ一撃で相手を壁まで吹っ飛ばす、マブリーの怪力ぶりは今作でも健在。殴る、蹴る、そしてぶん投げるという畳みかけるようなアクションや、ナイフを使う相手にひるまず素手で挑む豪快さなど、圧倒的な存在感を見せつけてくれる。
ここまで単純に腕力で物事を解決する刑事ドラマというのは最近では珍しく、それがかえって新鮮で、とにかく余計なことを考えずに楽しめる。ベトナム出張の珍道中ぶりや、マブリーと相棒の班長との掛け合いなど、前作以上にコミカル要素が強くなり、"マブリー" の魅力がすべて詰まった作品になっている。
すでに3作目の制作がクランクアップされ、2023年の公開を目指しているようで、こちらも今から楽しみ。
