清原果耶さんをひとりの演者として認識したのは
デイ アンド ナイト と言う作品のヒロインとして。中島みゆき的な情念をぶち撒けながら破滅してゆくイケおじ達のファム・ファタールを完璧に演じきる、異様に存在感のある、このイモ娘ってだれ？から。以来、推す必要もないほど順調に売れっ子になってらっしゃる♪
そんな清原さんは本作でもヒロイン。
人生に不器用な生硬で世慣れない女子をイモっぽく熱演。
俳優の大根はいただけませんが、イモは良いと思うのです。洗練された美形なんて業界には掃いて捨てるほどいるのだから、イモ🍠さいこー。
Boy Meets Girl 物と思わせて、アマデウス的な空気を匂わせながら、魂の再生な物語に着地させる。
作品を彩る水墨画の向こうを張って、オールドレンズな感じの優しく美しい光線が、監督こだわりの映画の画力とマッシュアップし豊かな詩情を醸し、エモーショナルな物語をエモく包む。
水墨画、やってみようかな。
とか、思ったね♪
