｢好きな事を本気で好きになる｣
✼感想✼
能年玲奈主演作品。
さかなクンの自伝的エッセイ。
皆がテレビで見てきたさかなクンとは、
どんな人間であり、どんな風に魚という
生物に向き合ってきたのかが知れる傍ら、
自分が好きである事を恥ずかしげもなく
｢好きだ｣と言える堂々とした思い。
実際、子供の頃は夢を語る事に対して、
はっきりと言えるものであるのに
大人になるとその夢が叶わない。叶わないかも。
叶える事が難しいのかもと思うと
夢を語ることを止め、夢というものに対して
蓋をしていまうのが多くの行動でありながらも
さかなクンは、子供の頃からの夢である
｢さかな博士｣というものを純粋に追い続け、
その結果、周りの人間もそれに感化されながら
生きていく様は見ていて幸せな気分になれる
映画でした。例え普通の人がこなせる普通の事が
出来ない人だったとしても、自分の夢に対し
堂々と出来る大人でありたいと思える作品だった。
✵あらすじ✵
お魚が大好きな小学生・“ミー坊”(能年玲奈)は、
寝ても覚めてもお魚のことばかり。
他の子供と少し違うことを心配する父親とは
対照的に、信じて応援し続ける
母親に背中を押されながら
ミー坊はのびのびと大きくなった。
高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、
まるで何かの主人公のように
いつの間にかみんなの中心にいたが、
卒業後は、お魚の仕事をしたくても
なかなかうまくいかず悩んでいた…。
そんな時もお魚への「好き」を貫き続ける
ミー坊は、たくさんの出会いと優しさに導かれ、
ミー坊だけの道へ飛び込んでゆくーー。
✣参考サイト✣
https://sakananoko.jp/
