このレビューはネタバレを含みます
「普通ってなに?ミー坊にはわからないよ」
さかなクンの半生をのんが演じる狂気コメディ。どんなに周りに変と言われても、「好き」を貫くことの大切さを笑いたっぷりで学べるいい映画。これにのんをキャスティングした人は天才。
さかなクンの好奇心に全BETするお母さんもホントに良き理解者だし、総長とカミソリモミーもナイスキャラ(あとペットショップ店長の宇野祥平も)。
サイコ演出や謎演出も沢山あって最初ビックリするけど、みんなが慣れてからは劇場内でクスクス笑いが漏れていた。ストーリーはどこまでが実話なんだろう?
食べ終わったあとはソッコーで回転寿司食べに行った。アオリイカとタコが食べたくなる映画。
以下、セリフメモ。
「タコはこうやってシメるんだよ」
「おじさんを任意同行しないで!!」
「オイコラてめぇ、カブトガニ育てられんのかよ!?」
「殺してないよ、シメたんだよ。総長だってシメたりするでしょ?」
「成績のいい子がいて、悪い子がいる。それでいいじゃないですか。お魚が好きで、お魚の絵を描いて、この子はそれでいいんです」
「お母さんに遠慮しないで。お魚の仕事がしたいんでしょ?大きな海に出てごらんなさい」
≪あじのほねちゃ、おいしかったよ≫
「俺はね、ワンダーな水槽を作りたいんだよ」
「お母さんね、実はお魚苦手なの」
「好きに勝るもの無しでギョざいます」